touch　care　clover

先日、
我が家に 祭壇が届きました。



昨年他界した私の父。

3歳の長男は ふと思い出しては
「しゅんちゃーん！」と呼ぶことがあります。

「しゅんちゃん、どこにおるんかなぁ？」と
聞いてくることもあります。

今になって
「会いたい…」と
泣き出すこともありました。

小さい頃にたくさん積み重ねてきた
息子と父の大事な関係。

たった3年だったけど、
息子の中に 今でもしっかり残っているこの感覚。

…途切れさせたくないなぁと
ずっと思っていました。


手をあわせる場所であれば、
どんなカタチでもいい…

そう思っていた時に、
親戚のお仏壇屋さんで目にした
この小さくてシンプルな祭壇。

大切な人たちを感じる場所を
実家やお墓以外の
家の中におくことで
なんだか 家族が増えたように
あったかい気持ちになりました。


ムスコたちは、
りん を鳴らしながら、
「きょうね、ぱぱとね、こうえんにいってね…」と
お話をします。

目に見えない存在を
どう感じているのかなぁと思いながら、
こどもたちの様子を見ていますが、
オトナよりも自然に受け入れている気がします。

「目に見えないモノゴト」を感じる経験。

両親が命を持って
私たちに遺してくれたことの奥深さを
これからも少しずつ感じていくんだろうな。



もし、
同じように「手を合わせる場所」を探している方が
いらっしゃれば、
私の姉夫婦、おすすめします！

モノを売るのではなく
みなさんの想いをカタチにしてくれるはず♬

臼杵市　山本鳳凰堂

祭壇を届けてくれたときに

「きれいな言葉で大人が教えようとしなくていいと思う。
お母さんもわからないんだ〜。…でいいんじゃない？
この前に座ることで　本人が自分の答えを見つけていくんじゃねえの？」

という仏壇屋の兄の言葉がどすんとココロに残った。

・・・本当にその通りですよね。