touch　care　clover

次男が風邪でお休みをして、
良くなったと思ったら長男が発熱で早退。

2人が良くなったと思ったら、今日は私が発熱。

…やりたいことはたくさんあるけど
思いきって 今日は布団の中に入っています。



長男のサクは、
お友だち問題も解決し、
少しずつ幼稚園生活に慣れてきたものの
「ママとおりたい。
幼稚園なんでいかんといけんのかなぁー。」と
小言を言ったりもしていて。

初めの頃は 「うんうん、そうだよね。」と
とにかく気持ちを受け止めては
「帰ったらこんなおやつ準備しとくよ！」
「終わったら公園行こう！」と
楽しいことを話しては
気をそらせていました。

でも 最近は
本人なりに少しずつ幼稚園にも手応えを感じているのが分かるので、
小言が出た時には
「サクがずっと幼稚園イヤだ、って思うなら、行かなくてもいいんだよ。
やめてもいいよ。とりあえず夏休みまでがんばってみてから、また話し合おう！」と伝えていました。

そんな矢先に風邪をひいて 幼稚園をお休みできたサク。

こんなタイミングを待っていた私は、
なるべくそばにいて抱っこしたら 添い寝をしたり。
食べたいものを食べさせたり。
たっぷり甘えさせてみました。

すると、
休み明けの今朝。

私が「久しぶりの幼稚園やなぁ〜！
お母さん サクがおらんとさみしいけん、
今日もお休みしていいよ！」と 言うと、
「やだー！幼稚園行く！すぐ帰ってくるけんな♫」と ニコニコしながら返してきたサク。

…嬉しかったぁ。
きっと、もう大丈夫。


「休み癖」や「甘え」という言葉がチラつきながらの
子どもとの駆け引き。

正直、こんな対応でよかったのか分からないし
ずっとヒヤヒヤしていましたが、
なんとかうまくまとまってひと安心。


大人も同じですが
逃げ場をなくすと
どんどん苦しくなります。

今回、サクはいろんなことを学んだはず。

「やめたい」「行きたくないと」というマイナスな言葉も素直に吐き出してもいいということ。

そして、
それを受け止めてくれる人がいるんだという確認。

そこから、どうしたらいいかを一緒に考えていく人がいるという安心感。


『一歩進んで二歩下がる』
といいますが、
子育てのポイントは
ココだなぁと感じました。

ただ、前に進むだけではなくて、
ちゃんと立ち止まることが
大人にもこどもにも必要な時がありますね。


幼稚園に限らず、
これから習い事を始めた時にも
きっと同じようなことが起こると思います。

こどもの悩む姿や 後ろ向きな姿は
親として もどかしくもなりますが
自分で体験した失敗や後悔は、
必ずその後の 忍耐力に繋がるはず。


…なんだか 書きながら気づくのは、
たぶん、私が そうやって 育てられたんだということ。

コレが正しいかどうかはわからないけど、
子育てというのは
自分が幼い頃 育てられたことが
どうしても影響してきます。

私の母は、
何でもかんでも手を貸してくれる人ではなかったし、
距離感があって 寂しいこともたくさんありました。

だけど、
「寂しくなったらいつでも抱きしめてあげるからね。おかあさんがそばにいるからね。」というメッセージだけは、
大きくなってからずっとずっと 送り続けてくれました。

…無意識のうちに 母と同じようなことを しているんだなぁ。





さ、
サクが落ち着いたら、
今度は 次男のミノリ。

ミノリは月齢が低い分、
サクよりも もっともっと甘えたいはずだから、
風邪で休んだくらいでは足りてない気もしていて。

どこでどんな風に おかあさんパワーを注入してあげられるだろう。

…そんなタイミングを考えながら過ごしているのでした。


今日も
「おかあさん」でいられるコトに感謝して。